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【小ネタ】江戸時代に避妊具はあった?当時のムダ毛処理は?

良くも悪くも便利なものがたくさんある現代。

それが当たり前みたいに思って暮らしているけれど、昔の人はこんな時どうしてたんだろうか。と不意に疑問を抱くことがありませんか?
例えば生理用ナプキンやコンドームが一般化したのはここ50~60年くらいだと言います。
その前はいったいどうしていたのでしょうか?

無ければ無いなりの工夫をしていたのかもしれないし、そもそも現代とは価値観が違い過ぎて必要性がなかったかも…。
そこで、日本史上最も平和で元気だったと言われる江戸時代に遡り、今昔モノ語りを紐解いてみたいと思います。

【アレが無い時代・・・どうしてた?】

◆生理用ナプキン

遊郭などでは懐紙(懐に入れて携帯するための小ぶりで二つ折りの和紙のこと。手にして持ち歩いている紙という意味で手紙ともいう。)をナプキン代わりに当てたり、経血を拭き取ったりしていたという記録があります。
当時の一般の人はそんな高価なものは使えないので、使い古したボロ布をあてがっていたようです。
一説には、現代人より経血の量が少なかったのでは、とか、当時の女性はインナーマッスルが発達していて、経血もおしっこのように排泄できたのではないか、という推測もあるようです。それはそれで羨ましい!などの声が聞こえてきそう。(苦笑)

◆コンドーム

江戸の前期には、魚の浮き袋を使ったコンドームのようなものがあったそうですが、避妊具としての性能は甚だ疑問。
後期にはヨーロッパからゴム製のコンドームが入ってきますが、これも避妊目的というよりは、遊興的(面白く遊ぶ的な意)な要素が強かったみたいです。
また、当時は基本的に否認する人はあまりおらず、遊郭では妊娠と堕胎が繰り返されていた、との記録が残っています。

【ムダ毛処理ってどうしてたの?】

当時の風俗を知るための資料として有名な”春画”を見ると、女性のワキの毛はもしゃもしゃだったり、逆にキレイに剃られていたりと様々。
ムダ毛を処理するという文化はあったようですが、今みたいに「何が何でも処理しなきゃ」ってほど脅迫的なものではなく、
好みの問題だったのかもしれません。

ちなみに、処理には

  • カミソリを使う
  • 「毛切り石」と呼ばれる軽石2つで毛をはさみ、こすって摩擦で毛を擦り切る(これが基本)
  • 軽石の粉と気の油を混ぜたものをクリーム状にして、肌の上を滑らせて摩擦で毛を減らす

などの方法が取られていた様子。アフターケアはヘチマ水だったそうな。また、アンダーヘアは男女とも処理していたのですが、
チクチクしないように線香で先端を焼いていたと言います。この辺は現代と近いかもしれません。

ちなみに今の毛抜きの形は江戸時代に完成したんだとか。もしかすると、この時代に現代の除毛処理の基礎が作られたのかもと思うと面白いですね。

私たちが生きる現代は、先人達の知恵と努力の結晶が累々と積み上げられてのモノ。
ルーツをたどれば、改めてこの便利さに感謝の念が湧いてきますが・・・それ以前に面白い!
江戸時代の人々の苦労と工夫の連続に本当に頭が下がりますね。